先だっての全日本選手権での、日本のエース水谷隼の敗戦は、結局のところ、水谷にとってよかったことではないかな、と思いました。誰もが認め、予想した水谷の優勝が止まり、若い彼も敗戦のショックの涙となりました。
でも、結局はそれが良かったのです。もっともっと、上を狙わなければならない彼にとって、この敗戦は、ただの負けではなく、それまでの彼の実績を改めて際立たせるものであり、「勝つ」ということの貴重さ、難しさ、喜びを、彼に実感させるものであったはずです。
事実、クウェートオープンでのオリンピック金メダリスト、韓国のユウ・スンミンを破っての優勝は、彼の素晴らしい実力を示しているし、将来の希望を十分に感じさせるものでした。
つまり、一つの負けは、過程に過ぎないということです。
日本の宝、大器の水谷には、もっと、もっと、大きく羽ばたいてもらわないといけません。それは、日本全国の卓球ファンが思っていることに違いありません。
たぶん、彼にはもうわかっていると思いますが、ひとつの敗戦には心と留めず、前に前にと向かってほしいなと望みます。
がんばれ!! 水谷☆☆☆
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