2011年11月18日金曜日

レイティングシステムについて

HPのお知らせでも紹介しましたが、日本卓球協会の公式レイティングシステムが始まりましたね。アメリカなどでは、このレイティングが既に採用されていて、プレーヤーたちが楽しんでいるということです。
そのことを私は、伊藤条太氏のブログ『奇天烈逆もーしょん』(卓球王国サイト内)で読んで知っていたので、このシステムが日本でも始まったということで、すぐに登録をさせてもらいました。

スポーツのファンには二種類あると思います。一つは、トッププレーヤーなどの試合を観戦して楽しむファン。もうひとつは、見るのも楽しむが、実際に自分がプレーをしてより積極的に競技を楽しむファンです。
わが卓球界は、後者のファンがかなりいると思われます。
見ても楽しむが、自分も実際に球を打っているという方、こんな人が日本にはたくさんいるはずです。
ですが、その実力は、さまざま。
せっかく試合には出たが、格上の選手にあたって、ぼこぼこにされたなどというのは、日常茶飯事ですね。
そんななかで、このレイティングシステム、プレーヤーたちにとってはとても、卓球や競技を楽しむ上で面白い小道具(?)になるのではないかと思います。

たとえば、ちょっと遠くの初めての大会に出場した時など。
・・・組合せを見ますね。どこそこクラブの誰々と1回戦は当たるな。どんな選手なんだろう。どのぐらい強いのかな。
そんな時にこのレイティングシステムがものを言うわけです。

レイティングでは自分より400点も上の選手だぞ、これは強敵だ・・・。
ここで、へこんだり、はしゃいだりするのは、やはり軽い受け止めです。
卓球は11点制になってから、自分より実力のある選手に勝つチャンスが十分にある競技に変わりました。
逆に、この相手に勝てたら、ポイントが50もあがるなあ、よしがんばろう! とまあ、こういう具合に受け止めるのが正しいレイティングの使い方です。

また、それとは別に主催者側からすると、オープンの大会では、ハンデキャップをつけることもこのレイティングを使ってできるようになるわけです。競馬の世界ではやっていますね。
より正確なハンデをつけることができれば、一流選手とホビー選手が試合をしても、緊迫した好試合になることが期待できます。

そして何より、選手としては、自分のレイティングがだんだん上がっていくことが卓球を続けて行く上での励みになり、卓球が面白くなっていくと思うのです。
そうして、卓球の面白さが増せば増すほど、まわりの人が、「あれあれ、卓球って面白そうだぞ!」と興味を持たれることになるのではないでしょうか。

近年、野球はもとより、サッカー、バレー、バスケットといったスポーツが戦略的にマスコミや、プロリーグの創立で人気をメジャー化していっています。
卓球も負けてはいられません。他のスポーツに比べて、かなり多い競技人口をかかえる、卓球界、このへんで、飛躍のきっかけが出てきてもいいのではないでしょうか?  

みなさん、ぜひレイティングに登録して、卓球界を盛り上げましょう!!

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